翠寿園ブログ
室内庭園の作庭支援要請を受けて、アートギャラリー宮内の3階に作庭しました。 廿日市市
2024年5月1日|カテゴリー「翠寿園ブログ」
施工前
設置期間は、2024年4月20日から6月30日までとなっております。
アートギャラリー宮内2階から3階にかけて展示されてあります。
ここまでは、依頼のあった石庭です。
シンガポールの作家さんのアンソニー陳さんによる黒いアクリル絵の具を流す石庭が、形作られていきました。
周りの造形物は、アーティスト・キュレーターの稲川豊さんによる空間演出となっております。
白い石庭に、ピンクの丸いデザインと背景のデザインが何とも言えないですね。
シンガポールの作家さんのアンソニー陳さんと記念撮影しました。
全景です。芸術家の皆さんの感性は、すばらしいものがあります。
百聞は、一見にしかず。ぜひ体感してみてください。
石と熱帯樹木の旅 インドの南部バンガロール 植物園&タージマハール
2018年5月20日|カテゴリー「翠寿園ブログ」
何気なくテレビを見ていたら、世界で住みやすい国地域で、インドのマンガロールという地域が世界第2位に挙げられていました。そういえば昨年の今頃インドの南部のバンガロールという所に石と熱帯樹木を視察に行ったことを思い出しました。
あの時の暑さ(気温45℃)とカレーの辛さに、健康体の私でもさすがにダウンしました。あまり食事が食べれなかった事を昨日の様に、感じます。そんな体調不良の中でも、植物公園や街路樹に木々は、生育旺盛に育っている様子は、今でも忘れることができません。郊外の山の中にあった砕石現場の空気感や街中の臭いなど、日本ではなかなか経験できない旅となりましたが、印象に残った樹木や日本にもありそうな・あったらいいなと思える樹木を紹介できればと思います。
あの時の暑さ(気温45℃)とカレーの辛さに、健康体の私でもさすがにダウンしました。あまり食事が食べれなかった事を昨日の様に、感じます。そんな体調不良の中でも、植物公園や街路樹に木々は、生育旺盛に育っている様子は、今でも忘れることができません。郊外の山の中にあった砕石現場の空気感や街中の臭いなど、日本ではなかなか経験できない旅となりましたが、印象に残った樹木や日本にもありそうな・あったらいいなと思える樹木を紹介できればと思います。
ラールバーグ植物園
ラールバーグ植物園の入り口です。熱帯の樹木やヤシが出迎えてくれています。
気温40℃超えは、さすがに暑い。
パンヤ科の仲間で、学名は、
Ceiba pentandra です。
種子が綿に包まれているようで、ふわっと飛んでいました。
植物園の中でも一番大きい樹でした。ここの主とでもいいましょうか、板根がかなり発達しています。
地元では、White Silk Cotton Tree と呼ばれているようです。
日本のサルスベリに似ているが、やや花や葉が大きいので、オオバナサルスベリ Lagerstroemia speciosa です。インドから中国およびオーストライア原産の様です。
花も日本のサルスベリとよく似ています。
幹肌もつるつるしています。
マメ科ジャケツイバラ亜科のデロニクス属のホウオウボク Delonix regia
熱帯の落葉性・半常緑性の広い傘のような樹冠を持ち、華やかな花を咲かせる。
開花のアップ
街中の街路樹としても見かけました。
マメ科ジャケツイバラ亜科タマリンドュス属
のタマリンド
原産地は、熱帯アフリカだが多くの熱帯地域に帰化しているようだ。
タマリンドの幹肌
ソラマメ状の豆果は、カレー・飲み物・多数の料理に利用されています。
街中の様子
町中にあふれている手軽なタクシー
市民の憩いの場として植物園は利用されています。
バンガロール郊外にて
石の砕石現場周辺にて
のどかな風景でした。
ベンガルボダイジュの樹は、神木としてあがめられていました。
通りすがりの人で、祈りをささげている方も見かけました。
この木なんの木気になる樹
バンガロール市内にどんと構えていました。
アグラ城とタージマハール
タージマハールは、1600年代の頃王様の亡き妻の廟として建設されたものだそうだ。世界でも美しい愛のある墓という事ですね。
高さ81mで白大理石で作られております。とても魅力的な建造物でした。
こちらは、アグラ城で赤砂岩で作られています。
スッキリとしたデザインとなっていますね。
アグラ城からタージマハール方面の景色
タージマハールの中で変身
此処のカレーは、とても旨く感じたので、思わずパチリ!
花壇(毛せん花壇)
白い花が満開シンボリックな樹木
子どもの頃の夢を形にされた藤の楽園 北九州市八幡区 河内藤園
2018年5月13日|カテゴリー「翠寿園ブログ」
まさしく藤の海といったところでしょうか?
白い花が、オオデマリ
後ろには、ドーム型の藤が仕立てられています。
エントランスから藤のトンネルを歩きますと、ほのかに何とも言えない藤独特の香りが漂ってきます。
白と紫のコントラストも結構美しい。
ドーム型仕立ての中から、天を見上げる。
藤の穂もだいぶ垂れているようですが、まだこれから垂れ下がるそうです。
また来年満開の頃、垂れ下った様子を見に来たいものです。
河内藤園で、食事のできる場所で、弁当を広げて、藤の海を堪能しながら香りを嗅いで、夢のような1日を過ごすことが出来ましたことに感謝です。
あー生きていて、生かされていて良かったと。
背景が黒い場所は、ここしかないようでしたので、最後の思い出にパチリ。
河内藤園初代の「この世に生きた証を残す。」思いは、ちゃんと引き継がれているようですね。
当日は、海外からのお客さんも結構半数くらいいたのではないでしょうか?
2年前の熊本地震頃に移植された小川内のスギほか視察 佐賀県指定天然記念物
2018年5月5日|カテゴリー「翠寿園ブログ」
樹齢500~600年の県天然記念物「小河内(おがうち)のスギ」
山衹神社境内にあった状態で、根回しされた後に、根鉢付近を補強し、立てた状態で移植されたそうです。
移植後も倒れないように保護されたままです。
樹高は、約40m位あるそうです。
この状態で、約500トン近くある杉とフレームをダムに埋設させないために、高低差43m延220mをジャッキアップと斜路をワイヤー牽引にて、移設されたそうです。
視察中も風が吹いており、乾燥対策として、定期的に自動噴霧されているとのことでした。
樹木医仲間と比較してもかなり大きいものです。
本当に凄い。
この樹(スギ)の生命力を感じます。
この方が、平成15年から調査に関わった樹木医の山口さんです。
当時の苦労話を、我事のように聞いております。
同じようにダムに埋没されるであろうアカガシを、ダムより高い場所に移植されたそうです。
結構幹の内部は、腐朽があり、充填して、幹が裂けない様、丁寧に移植されたそうです。
漸く新芽がちらほら出てきていますね。
移植先からダムの方面を眺めています。
老木を移植することは、何と大変なことであるか?
実際に当時の貴重な話を聞き学べたことが財産となりました。これからも活かしてゆきたいものです。
赤嶺勝人講演会【循環の話】 広島市 広島なずなの会主催
2018年3月28日|カテゴリー「翠寿園ブログ」
全ては、循環している法則がある事や病気・虫・菌に対する考え方や植物体内で原子転換がなされている事や人は食べたもので作られているので、食べる物を変えれば、元気にもなれるし病気にもなると言ったことなどを具体的に事例を話されながらの講演会でした。特に興味深かったのは、陰陽の話と、千島学説による小腸絨毛造血説でした。
なずなの会を立ち上げて32年。全ては循環している事に気づかれて、日本各地に講演活動されながら、地道に人や土や自然の命と循環について、解りやすく、気さくに話をされました。
木になった本を選んで、記念に本にサインをして頂いたところです。
ナズナの学名は、Capsella bursa-pastoris 日本には、麦とともに中国大陸から伝わった帰化植物と思われ、畑や道端に普通に見られる。
花言葉は
「あなたに私のすべてを捧げます。」
だそうです。